No.9 センニンソウ (H10.9.17)
撮影H10,9,3 観音崎公園

センニンソウ
(キンポウゲ科センニンソウ属)


 日本全国に広く分布し、三浦半島でも全域でみられるつる性の多年草です。日当たりのよい山野や道ばたの低木などに葉柄が曲がりくねってからまり、広がっているのを見かけます。 
 葉は羽状複葉で、子葉は3〜4枚ですが、形に変化の多い植物です。
 8〜9月に白い花を円錐状にたくさん上向きに付けます。十文字に開いているのは花弁ではなく、萼弁です。花の直径は3センチほどです。
 果実には花柱が残り、そこに白い毛が密生します。その様子を仙人のひげに見立てて、このような和名がつきました。有毒植物です。