No.68 タチツボスミレ(H14.3.22)


撮影 H13.4.6  馬堀海岸

タチツボスミレ   (スミレ科スミレ属)


 日本全土に広く分布し、三浦半島でも全域の林内、草地、道端など、いたるところに生えている多年草です。個体数も多く、早春から目に付くスミレのほとんどが、この種だといっていいでしょう。
 花期は3〜5月で、空色を帯びた淡紫色の花を開きます。最初の花が開く頃は、地上茎は短くて目立ちませんが、しだいに伸びて高くなります。その頃になると、根元から柄の出る花と茎から柄の出る花とが同時に咲いています。花期が長いのも特徴です。