No.6 ヒメヒオウギズイセン (H11.7.21)
撮影H11,7,4 野比

ヒメヒオウギズイセン(アヤメ科ヒメヒオウギズイセン属)


 炎天下の庭園や空き地で,朱赤色の花はよく目立ちます。真夏を迎える花です。南アフリカ原産のヒオウギズイセンとヒメトウショウブの雑種で,明治時代の中頃に観賞用として日本に入ってきたといわれています。現在は,日本全土に帰化しています。
 多年草です。葉は硬質で,中央脈が隆起しています。
 和名の姫檜扇水仙は,葉のつき方が檜扇(ひおうぎ)に,花がスイセンに似ているヒオウギズイセンの小型なものだからです。別名がモントブレチアです。