NO.37 フウトウカズラ  13.2.23 
撮影 H12.2.21 観音崎

フウトウカズラ(コショウ科コショウ属) 


 常緑のつる植物で、関東南部以南の海岸近くの林内に生育します。茎の節から根を出して樹上、地上や岩石上をはって広がっていきます。
 花は初夏、黄色い穂状花序を枝の先につけて垂れ下ります。雌雄異株です。
 前回のアオキと同じように、春分前の日の当たらない樹林で、赤い実を沢山つけた雌株に出会うと春がすぐ近くまでやってきているのを感じます。
 和名は風藤蔓です。カズラがつく植物名がいくつかありますが、それらは皆つる性の植物のようです。