No.16 アロエ (H12.1.7)
撮影H11,1,31 初声海岸

アロエ
(ユリ科アロエ属)

  南アフリカの原産で、明治時代初期に観賞用として日本に入り、温室で栽培されています。しかし、暖地では屋外に栽培され、海岸などでは自生状態となっているのを見かける低木状の多年草です。
 葉は剣状で縁にとげがあり、多肉質です。葉中にはアロイン等を含み、下剤の他、諸薬用として利用されています。
 冬至を過ぎた頃からの寒い季節に、三浦市の海岸を歩くと、道端の花壇や砂浜で、赤黄色をした総状花序のこの花によく出会います。花の少ない時期ですし、色が鮮やかなので印象的です。
 別名はキダチロカイ(木立蘆会)です。