1890年(明治23年)、東京−横浜間に電話局が作られた。当時は、交換手を手動式のベルで呼びだして相手方の番号を告げる方式であった。この写真の電話機は、手動式のベルで交換手を呼び出したものよりも進歩したもので、電話機をはずすと自動的に交換手につながり、番号を告げる方式になったものである。昭和20年代頃まで使用され、壁や柱に取り付けてあった。
原寸: ボックス−たて18p,横14.5p,厚さ7.5
受話器−長さ14p,送話器−長さ6p