No.90  ホトケノザ (H15.2.28)


撮影 H12.2.28 津久井

ホトケノザ (シソ科オドリコソウ属)

 世界の温暖な地域に広く分布します。県内でもほぼ全域に分布し、道端や畑地などでごく普通に見られる2年草です。
 唇型をした花冠には2aほどの細長い筒部があります。花の盛期は春ですが、三浦半島南部のひだまりでは、真冬でも紫紅色の小さな花を見かけます。3月に入ると収穫を終わりかけたダイコン畑やキャベツ畑の雑草のホトケノザは花盛りです。
 花のつけねに見える色の濃い球形のものは閉鎖花で、花を開かないままで結実します。 和名は、花を乗せて対生する無柄の2枚の葉の様子を仏の座る蓮華座に見立ててつけられたといいます。また、茎の上部に段になって花をつけるためか、サンガイグサの別名もあります。
 春の七草のホトケノザは、タンポポを小型にしたようなキク科のコオニタビラコのことだといわれています。田の畦や湿地を好むタビラコは、横須賀からはほとんど姿を消してしまいました。身近にたくさんある、このシソ科のホトケノザは、食用にはなりません。