撮影H11,7,30 城が島
ヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)
日本全国の平地で,ふつうに生えているつる性の多年草です。生け垣や低木にからまって,小さな花をつけているヘクソカズラに,いたるところで出会っているはずです。
葉は披針形から広卵形,長さ4〜10センチと変異が大きく,見分けがつきにくいことがあります。
花は,長さ1センチほどですが,よく見ると,白色で内面は紅紫色をしており,可憐です。
茎や葉に傷をつけると悪臭を放つために,屁糞蔓の和名がついたそうですが,ちょっとかわいそうな気がします。別名は,ヤイトバナ,サオトメカズラです。