No.8 ヘクソカズラ (H11.8.18)
撮影H11,7,30 城が島

ヘクソカズラ
(アカネ科ヘクソカズラ属)


 日本全国の平地で,ふつうに生えているつる性の多年草です。生け垣や低木にからまって,小さな花をつけているヘクソカズラに,いたるところで出会っているはずです。
 葉は披針形から広卵形,長さ4〜10センチと変異が大きく,見分けがつきにくいことがあります。
 花は,長さ1センチほどですが,よく見ると,白色で内面は紅紫色をしており,可憐です。
 茎や葉に傷をつけると悪臭を放つために,屁糞蔓の和名がついたそうですが,ちょっとかわいそうな気がします。別名は,ヤイトバナ,サオトメカズラです。