No.29 タイアザミ (H12.10.24) |
撮影 H11.10.11 観音崎
タイアザミ (トネアザミ)(キク科アザミ属)
関東地方に分布し、神奈川県内では最もよく見られるアザミです。野原や林縁などに生える多年草です。
茎は直立して1b前後になります。葉は互生し、羽状に裂けた先にはたくさんの刺があります。
花期には、根生葉は枯れてなくなってしまいます。
9〜11月、頂上に紅紫色の頭花を総状につけます。花冠の長さは2aほどです。
盛期の花にそっと触れると、筒状花の1つ1つから白い花粉を押し出します。きっと、蜜を吸いにきた昆虫だと思ったのでしょう。
三浦半島の海岸では、頭花を密集したイガアザミも見られます。
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