No.18 オリヅルシダ (H12.2.16)
撮影H12,1,29 観音崎公園

オリヅルシダ(オシダ科イノデ属)

 寒さの厳しい1,2月は、野山を歩いても冬枯れで、多くの花に出会うのは無理な季節です。しかし、その冬枯れの中で、一際目立つのが、常緑のシダの仲間です。冬は、常緑のシダの絶好の観察期間だといえます。
 神奈川県植物誌で、「県内での報告は、それほど多くない」と書かれているオリヅルシダが、冬の間は、観音崎公園内ではよく目につきます。しばしば先端の部分が伸びて、無性芽をつけて増殖します。拙い写真ですが、無性芽がお分かりいただけるでしょうか。