No.15 ハナイソギク (H11.12.3)
撮影H11,11,18 観音崎公園

ハナイソギク(キク科キク属)

 イソギクと栽培のキクとの雑種と考えられています。そのため、イソギクの分布区域にあらわれます。しかし、花以外の外見からは、イソギクと区別をつけるのはむずかししいようです。イソギクの花は黄色の筒状花だけが集まった頭花ですが。ハナイソギクの頭花の周辺部には白色の舌状花があることで、両者を区別することができます。
 ハナイソギクの産地は、三浦半島でも数ヶ所で、大変少ないようです。しかし、現在は、観音崎博物館の花壇に、両方が一緒に栽培され、季節になると二つの花を楽しむことができます。
 同じ交雑種、舌状花が黄色のものをサトイソギクと呼んでいます。