No.127  ヤマラッキョウ (H16.12.3)


撮影 H16.11.17 三浦市 諸磯

ヤマラッキョウ(ユリ科ネギ属)

 本州(福島県以西)四国、九州に分布し、県内でも全域の草原や土手などに生える多年草です。分布は広いのですが個体数は少なく、その気にならないと出会う機会の少ない花でしょう。三浦半島では、毘沙門や諸磯、黒崎の鼻等の海岸で見ることができます。
 ノビルやニラと同じ仲間です。地下にある鱗茎は細長く、2〜3aで、黒い繊維質の皮をかぶっています。肉厚の葉は、長さ20〜30aで、鱗茎から3〜5本出ますが、冬には枯れてしまいます。
 花期は9〜11月。高さ30aほどの花径の先端に、紅紫色で径約1aの花を球状に多数つけます。その花の様子からタマムラサキの別名があります。
 和名に「ヤマ」がつきますが、三浦半島では晩秋の海岸を彩ってくれる花の一つです。