No.126  イヨカズラ (H16.11.15)


撮影 H16.11.7 三浦市

イヨカズラ(ガガイモ科カモメヅル属)

 本州、四国、九州に分布し、海岸近くのやや乾燥した草地などに生える多年草です。県内では稀で、三浦市の海岸の数ヶ所や猿島等に、数えるほどの株数が生育するだけです。
 茎は直立してのび、高さは30〜80aです。上部が長くのびて、つる状になったものを見ることもあります。
 葉には短い柄があり、対生します。楕円形で全縁の葉をつけた姿は、一見ツルオオバマサキの若木に似ています。
 花期は5〜7月で、上部の葉のわきに短い花柄を出して、径8_ほどの淡黄白色の花を密につけます。花冠は深く5裂し、反り返ります。
 袋果は長さ4〜6a、幅1〜1.5aです。今秋も観察に行くと、袋果が裂けて、種子を飛ばし始めていました。続けて通過した22、23号の台風にも負けずに、よく実ったものだとうれしくなりました。