綿糸用の用具。打って柔らかくした綿を、篠竹を芯にしてボールペンよりやや太めの大きさに巻いたものを“シノマキ”という。その一端をツム“錘”の芯棒の先の鈎に掛けて、シノマキを引きながら右手で車を回転させて“撚り”を掛ける。次に逆に回転させて管に巻き取る。この操作を繰り返して撚糸にする。
原寸: 台の長さ90p,車直径55p