735年(天平7年)4月、唐から帰った留学生の吉備真備が、日時計を持ち帰ったという記録がある。この写真の日時計は、明治初期に使用されたものと思われる。文字盤にはローマ数字と方位磁石があり、また方位が12支で示されている。和洋折衷で新しい時代感覚をかもしだしたのかもしれない。裏蓋には“日本帝国府県庁所在地標準時之差異”が示されている。なお明治初期には、我が国でも本格的にボンボン時計の製造が始まった。
原寸: 直径6p,厚さ(蓋をした状態)2p