桶の一種で、たらいの語は“手洗い”がつまったものといわれ、顔や手を洗うのがもともとの用法であった。近代になると、“洗面器”の語がこれに代わり、たらいは“洗濯用”“沐浴用”の容器をさすようになった。もっぱら木製で、耐水性の檜・杉・桜の木材が使用された。
原寸: 直径44p,深さ13p