鉄輪(かなわ)とともに、囲炉裏(いろり)の火を利用して炊事・調理するために考案されたものである。上下自由に調節できるのでこう呼ばれ、鍋などの弦を掛けて煮炊きする。現在でもところによっては使用されている。筒は竹で、鈎の部分にある鯛は木製である。この鯛は一種の装飾も兼ねている。この装飾は家々によって違っている。
原寸: 筒の長さ1m14p,鯛の長さ43p