我が国の金属鏡は、主に青銅製(銅7・錫3に鉛が少し入る)であるが、弥生時代の棺の副葬品から発掘されたものや、後の正倉院御物中の鏡などは、ほとんど中国製とみられる。漢鏡をまねて平安時代になると意匠も日本風のやや上製の物ができ、鎌倉時代になってこの和鏡がほぼ完成したといえる。室町時代に宋の影響で“柄鏡(円形に柄がついている)”が作られてから、全てこの形になり、硝子鏡の時代まで続いた。
原寸:
たて直径13.5p,柄9.5p
(他に直径24p,柄10pの柄鏡も所蔵している)